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コラーゲンってどんな成分?

ドラッグストアでもよく見かけるコラーゲンドリンク。お店で食べるお鍋にも「コラーゲンボール」が追加できたりするなど、コラーゲン=お肌に良いというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

しかしその成分の実態は意外と知らない人が多いもの。今回はそんなコラーゲンについてご紹介します。

コラーゲンとは?

そもそもコラーゲンとは、おもに脊椎動物の真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などを構成するタンパク質のひとつです。タンパク質とはアミノ酸が多数結合してできたものです。

アミノ酸は「必須アミノ酸」といわれる9種類と、「非必須アミノ酸」の11種が存在し、アミノ酸の種類や数などで無数のタンパク質が生成されます。そのタンパク質が代表的なものが「コラーゲン」です。

コラーゲンはタンパク質の30%を占めるといわれており、タンパク質の代表的な存在であるといえます。

コラーゲンが多く含まれる食材

コラーゲンは「動物性食品」と「海洋性食品」に多く含まれます。
代表的なものに、鶏の手羽・フカヒレ・牛すじ・鶏皮などがあります。

【コラーゲンを含む食材の例】
豚モツ・鶏皮・手羽先・軟骨・牛スジ・豚バラ肉・スッポン・フカヒレ・うなぎ・なまこ・カレイ・エビ・くらげ

よく言われる「プルプル」としたものに多く含まれていますね。なお、コラーゲンはビタミンCと一緒に摂取するとさらによいと言われています。

ヒアルロン酸との違い

コラーゲンとよく似た成分に「ヒアルロン酸」があります。
コラーゲンはタンパク質ですが、ヒアルロン酸はムコ糖類になります。
ムコ糖類は高い保水力を持っており、なんと1gで6リットルもの水分を保持するといわれています。

人気の高いコラーゲン。食事などからうまく取り入れていきたいですね。